行政書士 田野中 豊 プロフィール

行政書士 田野中 豊
行政書士登録番号03401629号(福岡県行政書士会所属)
昭和40年10月生 神奈川県横浜市出身
好きなこと:波乗り、スタンドアップパドルサーフィン、マラソン

略歴

     
昭和40年10月~

神奈川県横浜市にて誕生
小・中・高校と地元の公立学校へ。いずれもサッカー部に所属。

昭和60年4月~

立教大学法学部 入学
この年の夏よりウインドサーフィンを開始。海に通い始めます。

平成2年4月~

ダイア建設㈱入社。新宿本社に勤務。
マンション用地の仕入れ、マンション設計企画、近隣折衝、施工監理を担当

平成7年10月~ 福岡支店転勤のため、初めて福岡に。
福岡、鹿児島エリアのマンション事業を主に担当

平成13年10月~

同社を退職。
妻・1歳の娘と家族全員で、マウイ~静岡県御前崎の長期サーフトリップへ

平成14年4月~

福間海岸のマリンショップに勤務。
ウインドサーフィンインストラクター、ウェイクボードトーイングなどを担当
また、この年秋の行政書士試験を受験し、合格。

平成15年5月

福岡県宗像市にて行政書士事務開業

平成16年~

会社設立等の起業支援業務を開始。福岡(九州)で初の電子定款認証による会社設立を実施。

平成17年~

福岡市中央区天神に事務所移転。
取扱業務を起業支援、許認可、事業運営支援等の事業経営者支援業務に特化。
建設業許可業務を開始

平成28年~

主要取扱い業務を建設業者支援業務に特化。「福岡シーサイド建設業許可センター」を立ち上げ、建設業許可、経営事項審査、指名願のサポートを行う。

起業までの経緯

会社退職~

「マウイでウインドサーフィンがしたい…」

これが会社退職の理由でした。別に、プロになろうとかそういうわけではありません。 ただ、毎日海にはいりたかったというだけ。
思いたったら… で、退職予定日を決めてマウイ行きチケットを購入。
そのまま予定通り、妻・1歳の娘とともにマウイへ。

マウイでは

朝ゆっくり起きてコナコーヒーを飲み…
ちょっとサーフィンをしてランチ…
午後からウインドサーフィンでウェイブをガッツリ楽しみ…
夕陽を見ながらビール+ジャグジー
ディナー+ビール+ワインの後、夢の中へ…

約1ヶ月、こんな生活をしてるうち、勤労意欲はすっかり減退。
「何もしなくても、この夢の生活は続くんだ…」
本気でこんなこと思っていたほど、重症となりました。 この調子なので、帰国後も御前崎にサーフトリップに行くなど、ぶらぶら生活を 継続。

フリーターに

あっというまに貯金・退職金は底をつき…いち早く現実に目覚めた妻はすばやく行動し銀行に就職。
いまだ夢の中にいた自分は、主夫となり家事にいそしむことに。公園デビューもこのとき経験しました。
しかし、やはり家計は苦しく、いつもギリギリ。それでも就職する意欲はわかず、福間海岸のウインドサーフィンショップにてアルバイトすることに。

時給500円+歩合給で、ウインドサーフィンインストラクター、ウェイクボードの トーイング、BBQのお世話、大工仕事。風波あればウインドと、あいかわらず海での生活。

資格取得へ

「30代後半、妻も娘もいて、この状況はさすがにまずい…」

と、頭の片隅では思いつつも、なぜか就職活動する気はまったくわかない。 しかし、妻の実家から直接的・間接的な金銭援助を受けており、このままという わけにもいかないし、役にたたないプライドもあり、とりあえず世間体上、

「資格を目指してがんばっている人」

という社会的位置付けを得ることとし、資格系の雑誌を買い漁る。
法学部出身ということと、なんとなくステイタス高そうな気がした法律系の資格にしぼり、 比較的手頃なマークシート試験の行政書士を選択。
時間だけはあったので、まめに勉強し、半年後の試験で無事に合格できました。

開業へ…

「これでなんとかプライドを保った」

と、思ったのも束の間、資格をとったことにより、

「資格を目指してがんばっている人」

という社会的位置付けを失うこととなってしまった私。
もうひとつ資格を目指す金銭的・精神的余裕はなかったので、どこかで正社員となり サラリーマンに戻るか、独立開業するか、いよいよ決めなくてはならない時が。

もともと独立したくて資格をとったわけではないので、ここで初めて独立するって どういうことなのか、行政書士ってどうやって稼いでいるのか、について真剣に研究。 いままでは気にもとめてなかった

  • 「行政書士は食えない!」
  • 「行政書士の平均年収は200万以下」
  • 「役所定年退職後の、おまけ資格」

の文字がやたら重くのしかかってきました。

それでも、もうこれでやるしか選択肢はのこっていなかったので、平成15年5月に行政書士登録をすませ、開業することとなりました。

開業後は…

初年度は惨敗

最初は宗像の自宅にて開業。知人への挨拶はがき、ポスティング、宗像市内の事業所へのランダムな飛び込み営業など、とりあえず毎日汗をながしましたが、仕事となったのは嫁の実家の紹介による
農地関係の手続きのみ…
初年度7か月の売り上げは4万5千円と、散々な結果となりました。

2年目より徐々に軌道に…

年明け早々、地元のオリコミ誌に会計業務の広告掲載。1枠5千円ほどの広告料でしたが、当時はヒヤヒヤでした。
折込日当日にさっそく反響TELが入り、即成約。
その後、会社設立業務など、広告掲載すると必ず反響が入り、成約するという、ラッキなー状況が続き、徐々によい流れになっていく感触がかんじられました。

電子定款認証とホームページ

「会社費用が4万円削減できる電子定款認証」が、福岡でも運用開始となった平成16年。
設備導入に10万円以上の費用が必要ということと、普及するのか? という疑問から、とりあえず様子見する同業者が多かったことが幸いし、福岡で第1号となる電子定款による会社設立を実施。
あわせて、ホームページによる集客を電子定款認証を主体とし開始しました。

ホームページでは食えない
ホームページでくる客層は悪い

こんな都市伝説が、まだ福岡の行政書士業界では信じられており、新人研修時にも、講師の方より
「ホームページで客は来ない。」なんて話が出てくるほど、ネット営業が遅れていた福岡。
このため、ネット営業に関しては、ほぼ競合ゼロの状況。
こんな幸運な状況がかさなり、2年目から行政書士業務1本で生活できる基盤を造ることができました。
また、この年より建設業関連業務の取り扱いを開始しました。

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